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これからどうする、どうなる!? アメリカで!

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8ヶ月の間に変わっていたこと

今回の帰国は去年の7月中旬にアメリカに戻って来て以来なので、8ヶ月ぶりということになる。 8ヶ月なんて大した時間ではない、と思っていたのだが、色んなことが変わっていた。

まず第一にお札が変わっていた! 新しいデザインになるというのはインターネット上のニュースで読んではいたが、実際に既に広く流通しているのを見て、唐突な印象があった。 王子公園へ一緒に遊びに行ったママ友の一人、時々ここにもコメントしてくれる香代ちゃんによると、子供銀行のお札も既に新札だそうだ。 こういうところ、日本のおもちゃメーカーって本当に対応が素早い!

新しいデザインの日本のお札はどれも似たようなデザインのドル札に慣れてしまった目にはすっごく美しく見える。 だいたいホログラム入りなんてお札自体がとても高そうに見えて、思わずコレクションしてしまいたくなるぐらいだ。 ここで二つの疑問が湧く。 一つはなぜにここまで精巧に作らなくてはならないのか? もう一つはなぜドル札はこんなに粗雑でいいのか? もちろん精巧に作ってあるのは偽札の登場を阻止するためだけど、ではなぜそんなに偽札が作られてしまうのか? それは・・・ 多分・・・自動販売機が日本にはすごく多いからなんではないかと思う。

普段お金に触れている人、例えば銀行員、スーパーやレストランなどのレジ係の方達の指はすぐに偽札を“感知”できるそうだ。 でも、自動販売機では感知器(と呼ぶのかどうかは知らないけど)の感度や精度を上げなくてはならない。 最近の偽札は本物にかなり近く作れるらしいので、感知器が負けることが多いと聞く。 だからいっそのこと「自動販売機があって便利」という“小さなしあわせ”(by Washyさん)を放棄してしまった方が安上がりなのかもしれない。 以前に比べて自動販売機が増えたとはいえ、まだまだ日本ほどではないと思えるアメリカではあんまり精巧にできたお札を作る必要がないのかも知れない。 あってもお札が使えない自動販売機をよく見かける。 たまにお札を使える自動販売機もあるので、もしかしたら偽札を行使している人もあるかも知れないな、とは思うものの、ニュースなどで「偽札見つかる!」というのも聞かない・・・ そういう元凶は取っ払ってしまえ!というのがアメリカの風土のような気がする。

新札の登場が少々ショッキングだったので、長くなってしまったけど、その他の変化といえば、TVに見慣れないタレントがたくさん出ていたり、以前住んでいた神戸の団地界隈が、バリアフリー化が進んでなかなかきれいになっていたり、阪急三宮駅にエレベーターができていたり、またその阪急三宮駅が繋がっている交通会館ビルから丸井に直結の陸橋が工事中だったり、毎日そこに住んでいれば些細な変化でも8ヶ月の留守の末の変化は一度に襲ってくるので、一日一日が発見の連続だった。

生活をしている拠点で過ごす日々の中にそういう些細な変化を“発見”としてとらえるのはいささかしんどい、面倒な作業なのかも知れないが、実はその積み重ねがともすれば漫然と過ぎてしまう日々を活性化してくれるのかも知れない。

by soylista_y_bonita | 2005-04-15 08:57 | 旅行など