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『検屍官』シリーズ

本来書こうと思っていたことがなかなか書けないでいるんだけど、とりあえずこれを書いておこう!

タイトルにある『検屍官』シリーズの11作目になる「審問(原題: The Last Precinct)」を今読んでいる。 1990年にパトリシア・コーンウェルが書いたヴァージニア州検屍局長ケイ・スカーペッタを主人公とした「検屍官」は瞬く間にベストセラーになり、以後シリーズを発表するたびに大ヒット、90年代ミステリー界を席巻した。 私はこのシリーズの4作目、「真犯人」を読んですっかりはまってしまった。 それまでの3作を読んでいなかったので、「真犯人」は私にとってすごい衝撃だった。 その後初めの3作も含めてここ10年程シリーズを読み続けている。

なかなか読書をゆっくりする余裕がないので、一冊読むと次へ移るのに間が空いてまだ11作目なのだが、今回帰国した時に12作目と13作目の日本語版を買って来た。 アメリカではまず分厚くて大きい単行本として発刊されその後ペーパーバック(わら半紙みたいな紙に印刷された装丁も簡単でサイズが小さい文庫本のようなもの)になるコーンウェルの作品だが、日本で訳本はいきなり文庫本として発刊されている。 文庫本と言ったって、一冊900円ぐらいするのもあるし、上下巻ある場合は2冊で1500円ぐらい。 単行本が買えるお値段。 日本に住んでいたらAmazonのマーケットプレイス(Amazonがやっている中古本販売)を利用するところなんだけどな。

何度となく原作に挑戦したことはあるのだけれど、日本語でも難解な医学用語や犯罪捜査用語が頻繁に登場して挫折。 映画館でバイトしていたアメリカ人元ルームメイトもミステリー好きでこの『検屍官』シリーズを全部読んでいたので、そういう専門用語が出て来ても全部わかるか聞いたら、「小難しい専門用語は大抵大筋には関係ないことが多いから、わからなくても気にせず読み飛ばす」と言っていた。 やっぱ、ミステリー・エキスパート! それぐらいじゃないとだめなのかもね。

ところで、今読んでいる「審問」でなぜ私がこのシリーズにはまったかがもっと深い意味でわかったような気がする。 もちろんストーリーのおもしろさや最先端の犯罪捜査、一癖ある登場人物達も魅力的なのだが、主人公のケイの考え方や好みと私の考え方や好みがよく似ている、ということがあるような気がして来た。 「審問」ではそれまでの作品とは違って、犯罪捜査に携わる検屍官というより一人の人間としてのケイに焦点が当てられ、彼女のこれまで描かれなかった内面が描かれている。 そこでわかった色んなこと一つ一つに私も「そーなのよねー」なんてうなずいていたりする。

シリーズも14年にも及んで来ると中ダレがあるのも当然で、コーンウェルの時代は終わったとか実しやかに言われたりすることもあるけれど、ミステリー以外の部分(例えばインテリアや料理の描写等)でも沢山魅力的なところが増えて来て、より読み応えあるものになって来ていると私は思う。 ライフログに載せておくので、興味がある方はチェックしてみて! 読み出したらきっとはまりますよ~。


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by soylista_y_bonita | 2005-04-25 08:22 | アメリカで生活する