どこかへ旅行する時に前もって色々と調べておく方がいいに決まっているが、実際その場に行ってみないと距離感や要領がつかめないことが私の場合多いし、そこへ行ってからの方が正確で詳しい情報が手に入るので、私はそれほど綿密に下調べをしない方だ。
そんな感じで乗り込んだ、
グランドキャニオン国立公園(GCNP:Grand Canyon National Park)。 でもこれからGCNPへ行こうと計画していて何気にこのブログにたどり着いてしまった(?)人もいるかも知れないので、私達家族はサウスリムにしか行かなかったので、サウスリム限定の情報なんだけど、多分これはきっと役に立つだろう、ということを今日はアップしようと思う。
まず、普通車一台分、7日間有効の入園料は$20。 陸路であれ、空路であれ、水路であれ、この国立公園に入園する場合は入園料がそれに応じて必要。 アメリカに長期滞在の人で国立公園巡りを計画に入れている人は“
National Parks Pass”がどの国立公園でも使え、最初に使った日から1年間有効で$50なので、断然お得。 詳しくは
ここ(英文のみ)へ。
さて、入口(南と東にある)で入園料を払ったら
グランドキャニオンの地図と
“The Guide”という新聞をくれる。 GCNPに滞在中はこれさえあれば充分。 得に“The Guideは最新の情報が載っているし、公園内で必要な情報は全て出ているので、よく読む事がお薦め。
日帰りのバスツアー以外は滞在先にチェックインし、“The Guide”に出ている地図を片手にまずは無料シャトルにとにかく乗ってどこかへ行ってみよう(水持参がいいと思う)。 一番近いバス停がどこにあるかは滞在先のスタッフが教えてくれるはず。 手始めとしてはVillage Route(ビレッジルート)のバスで東へ向かう。
←終点が
Canyon View Information Plaza(キャニオンビューインフォメーションプラザ)。 ここにはRanger(レンジャー:国立公園監視員)が常駐していて、色んな質問に答えてくれる。 Ranger主導の無料レンジャープログラムが豊富に用意されているので、時間が合えば参加してみるのも楽しいかも。 (詳細は“The Guide”の2~4ページ) 抜粋版だけど、“The Guide”の日本語版もここで手に入るので、もらっておくと何かと便利。
Canyon View Information Plazaから歩いて5分ぐらいのところに
Mather Point(マザーポイント)があるので、そこからグランドキャニオン見物を始めるといいと思う。 このポイントから次のポイント(西方向)、
Yavapai Observation Station(ヤバパイ観測所)までは舗装されたトレイル(1.1Km)があり、所々で写真を撮りながらゆっくりと歩いて行くとグランドキャニオンに来た!って言う実感がじわじわと沸いてくるはず。 このマザーポイントとヤバパイポイントは夕日見物で結構混むので、朝や昼間の方がいいかも。
私達がヤバパイに夕日を見に行った時はこんな感じだった。→
ちなみに、自分の車でこれらのポイントに夕日を見に行く場合、日没時間よりかなり早目に行かないと駐車スペースがないので、注意。 基本的に路上駐車は禁止されているようだけど、日没時間近くになると、ずらーっと車の列が・・・ 日の出、日没時間も“The Guide”6ページに出ているし、売店やインフォプラザにも掲出されているので、事前にチェックしておくといいと思う。
まだまだ元気があれば、ヤバパイポイントからトレイル沿いに西に向かってずーっと歩いて行くのもいいかもしれない。 その時もどこにバスがやって来てくれるかをチェックしながら、自分の調子を見て疲れたら休む、バスに乗って滞在先に帰るなどして、無理しないことがポイント。 ここで重要なのは、
日焼け止め、 水分補給、 履きなれた靴、 帽子、そして何がなくとも、The Guide
これらは日帰りでも携帯した方が良いと思う。
どうしても長くなっちゃうなー。 明日はここへ行ってよかった、ここへ行きたかったっていうのを書こうと思いまーす。