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これからどうする、どうなる!? アメリカで!

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Job Interview (就職面接)

昨日(1月27日)、就職面接(3回目)に行って来た。 今回は給与の交渉となるので、少し緊張気味に臨んだが、マネジャー職で$28Kと来た。(Kは“1000”の意味。 つまりここでは$28、000/年のこと。) ガックリ。 まじでドッと疲れたよ・・・ ブログ書く気にもなれなかったもんね。 マネジャー職なのに、なんでエントリーレベルの給料なんだよ~!

確かにこの会社、すっごい小さいとこなんだよね。 それでもさ、「うちは過去の経験に給料は出しません。」ってどういうこと? 私の経験と知識が欲しいわけでしょ? そんでもって、「基本給が$28Kでコミッションベースだから頑張れば$40Kは行くよ!」って、しつこいけど、マネジャー職でしょ? なんでコミッションベースなんだよっ! そんなの最初から言ってよ、って感じだったね。

でも、そこはプロフェッショナルなビジネスパーソンの私。(カタカナで気取ってみました) 笑顔で流して、「検討してお返事いたします。」と言って帰って来た。 ま、こういう時は交渉力の見せ所なんだけど、最初に提示された数字が数字だから、どう頑張っても$40Kには届かないだろうな、トホホ。 それでも、カウンターオファー(これって日本語でぴったりの表現は何? 反対提案?)は昨日帰って来てからしておいた。

この低い給与設定には理由がある。 ニューメキシコ州政府労働局によると、ニューメキシコの失業率はだいたい6%前後をうろうろしている。 アメリカ全体の平均もその辺だから、特に低いとか高いとかってことはない。 しか~し、以前出したCensusが2003年に行った地域調査によると、ニューメキシコ州で一人頭の平均年収は全米平均の8割にも届かない。 さらにいわゆる貧困層と呼ばれる人口比率が全米で4位という結果も出ている。 ところで、この統計を見てちょっと驚いたのが、DCの貧困層人口比率が2位という結果だ。 DCに住んでいるアメリカ人人口自体が少ないだろうから、こういう結果が出るのかな? でも、周辺州じゃなくて“DC”が住所になる人達って裕福な人が多いって思ってた。

ニューメキシコには二つ、サンディアと原爆を開発したロスアラモスという国立研究所がある。 そして、『Xファイル』にも何回も登場したArea 51を含む米軍基地があちこちにある。 つまり、ここでいい給料の仕事と言えば、軍関係、エンジニアリング関係、科学技術関連、IT開発関連と言える。 私はアメリカ市民ではないから、軍関係や機密事項を扱うような仕事はできない。 FBIもアルバカーキに大きなオフィスビルを構えているが、単純なオフィスアシスタントのような仕事でさえ、アメリカ市民権を要求している。(当たり前と言えば、当たり前だけど。) というわけで、ビジネス一本でそれもITとか研究職とかとは全く関係なく来た私は、またもやお呼びでない!

色々とワケ有りでしばらくは家族を養っていかないといけない私。 この辺で妥協しないといけないのかな・・・ 仕事ありましたら、ぜひまわして下さい! (なんてねー)

Job Interview (就職面接)_c0039355_1184172.gif
by soylista_y_bonita | 2005-01-29 07:49 | アメリカで働く