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これからどうする、どうなる!? アメリカで!

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英語で電話

私は基本的に電話が好きじゃない。 できるなら、なるべく避けて通りたいタイプ。 もちろん、色んな場面で電話をかけたり、かかってくる時には電話で話すし、仕事で電話は必須だけど、どちらかと言うと直接会って話すか、メールの方が好きだ。 日本語でもこんな感じなので、英語になると尚更。

アメリカで知らない人でも会って話す分にはどってことないのに、こと電話になると話は別。 特に名前や電話番号、住所を聞く時は本当に汗がじっとりというぐらい緊張する。 日本語の電話で例えば、相手の名前を聞いて「スズキです。」と言われれば、普通は「鈴木」という漢字をすぐ思い浮かべることができるけど、英語で例えば「グウィネス・パルトロウです。」と言われても、すぐにスペルが思い浮かばないので、私のメモには「グウィネス・パルトロウ」とカタカナが・・・ カタカナじゃ、アメリカ人にはそのメモを渡せないから「スペルをお願いします。」と一応聞く。 そこでゆっくりと「ジー、ダブリュー、ワイ・・・」なんて言ってくれれば嬉しいけど、たいていはすごく早い。 時にはもう想像するしかなくなって来る時もある。

名前はまだなんとかなっても(口でこういう音だった、と言うことができるので)、私がいつまでたっても慣れないのが数字。 電話番号、住所、注文番号や価格などなど今までにどれだけ数字を電話で聞いて来たことか、、、、 それなのに今だに数字の聞き取りには全精神を集中しなければならない。 自分が相手に数字を言ったり、数字を見て読むのは全然平気なのになぁ。 相手のアメリカ人にとって、数字はとっても基本的なことだから、ゆっくり言う、という感覚がないのかも知れない。 だいたい聞き直したって、相変わらずの早口だ。 私も数字の聞き取りにこれだけ苦労するとは思ってなかった。 大きい数字になってくると、それなりに聞き取れてはいるんだけれど、自分の中で具体的な数にならない。 それをまた即座に通訳しなければならなかった時は紙に書いても混乱したっけ。 神戸にいた時、大阪で同時通訳者の新崎隆子さんの話を聞く機会があって、その時に数字の聞き取りと即座に通訳するいい訓練方法がないか質問したら、あの新崎さんでさえ、数字は苦労されたそうで、「いい訓練方法があったら、私にも教えて下さい。」と言われてしまった。 こういう私なので、アメリカでテレマーケターや電話のカスタマーサービスは多分無理。 求人広告で"Exc. Tel. skill reqd (Excellent Telephone Skill required) " と出ていたら、つい飛ばしてしまう。

でも、きょう求人広告見て4件電話したゾ~。 案の定、住所の番地があやふやだ。 でも何の隣とか、どの通りと通りの間とかはちゃんと聞いたから見つけられると思う、ちょっと情けないけど。 相手も今日の電話会話で私の“telephone skill”がわかっただろうから、電話番はきっとさせないだろう。 そう願う・・・

まぁ、こんなことを言ってずっと避けて通すのも無意味なので、最近できる時にやっているのはシャドウィング。 車を運転している時にラジオをつけて、音楽の間にあるコマーシャルや番組からのお知らせなんかを一拍遅らせて自分の口で繰り返す練習だ。 やっぱりひっかかる所は日付だったり、電話番号なんかの数字だけど、気長にやってみるよ~。 何か秘策をご存知の方はぜひ御教授下さいまし!

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by soylista_y_bonita | 2005-02-09 13:34 | アメリカで働く