これからどうする、どうなる!? アメリカで!

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今話題の“エグゼンプション”

今日本で話題の“エグゼンプション”。  

日本ではエグゼンプションと呼ばれている勤労形態、アメリカではexempt(エグゼンプト)と言っている。 このexempt と non-exempt についてはこのブログを始めた頃から書こうと思っていたトピックの一つで、下調べも結構していたのに、書くタイミングを逃してしまっていた。 というわけで、やっとタイムリーなので、少し書こうかと。

単純に言うと、エグゼンプトは年収制、ノンエグゼンプトは時給制。 エグゼンプトは残業代が出ない、ノンエグゼンプトは残業代が出る。 エグゼンプトは有休とか、病欠休暇の枠がない。 つまり取りたいだけ休みが取れる。 ノンエグゼンプトは勤務時間、年数で有休日数が決まっていたり、病欠休暇の上限が普通設定されていて、それを超えると無給扱いになる。 どっちがいい?

アメリカでは連邦労働法でエグゼンプトにできる職種が非常に細かく設定されている。  最低年収も設定されている。 この規定はかなり昔に設定されているので、200万円ちょっとの年収でもエグゼンプトにできたりする。 でもそれ以外の条件が結構あったりするので、たいていエグゼンプトは管理職に適用される。

個人的な意見から言うと、独身者はノンエグゼンプトでも働きやすいと思う。 私も独身時代は休暇よりも残業代をしっかりもらえる方が良かった。 でも既婚者で子供もいて、となると、色々保育園、幼稚園、学校なんかの送り迎え、習い事などなどに時間を割きたい時、“定時”が決められているノンエグゼンプトよりはある程度時間の枠にとらわれず自分で労働時間を調整できるエグゼンプトの方が働きやすい。  要は、自分の今のライフスタイルでどっちの方が働きやすいか、ということだと思う。 エグゼンプト、ノンエグゼンプトは会社側が決めることなので、自分では決められないが、職種を選ぶ時点でどちらかを見極めて選ぶことはもちろんできる。

日本のエグゼンプションの決定的な欠点は最低年収を設定していないことだと思う。 エグゼンプトの概念が浸透して受け入れられているアメリカの例などを挙げながら前もってしっかりと勤労者側に「エグゼンプションとはどういう制度なのか」を伝えていかないと今回のような拒否反応に会うのは当然。 時期尚早というよりは準備不足という感がぬぐえない。

そうこう言う私もとうとう1月29日の月曜日からエグゼンプトになった。  
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by soylista_y_bonita | 2007-02-02 13:01 | アメリカで働く