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Santa Fe 紀行

すっかり更新ができずになんと、もう10月も終わる・・・ どこもかしこもハロウィーンだ。 取り急ぎ、10月が終わってしまう前に、母がいた間に行ったサンタフェのことは書いておこうと思う。

アルバカーキからサンタフェに行くのには大きく分けて二通りある。 一つはフリーウェイのI-25を北へ約一時間余りで行く方法。 そしてもう一つはサンディア山をぐるっとまわって行く、Turquoise Trail (ターコイズトレイル)がある。 このトレイルの近辺はその昔鉱山があり、銀やトルコ石(ターコイズ)などがたくさん採れたらしい。 今はもうどこも廃鉱になり、町はゴーストタウン化していたのだが、マドリッドという町を中心に芸術家達が集まり出し、今はちょっとした観光地として復興している。 今回はサンタフェで時間を取りたかったので、残念ながらこのターコイズトレイルは使わなかったのだが、いかにも映画に登場しそうなWild Westな雰囲気が味わえるので、時間がある時には趣も変わってお薦め。

サンタフェで何が一番厄介かと言うと、とにかく車を停める場所を見つけること。 この日もぐるぐると町を回ってやっとなんとか公営駐車場に停める。 運良く、母最大の目的地、Georgia O'Keeffe Museumに近いところだった。 
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この美術館はとてもこじんまりとしていて、ギャラリーも4部屋ほどしかないのだが、よく展示内容が変わるので、ジョージア・オキーフファンならしょっちゅう訪ねてみたいところだと思う。 私達が行った時はアンディ・ウォーホルの作品も並べられていたので、私が前回見た時より内容が濃かったような気がする。  母いわく、今まで見たオキーフのどの展覧会や展示よりも作品数が多くて、大満足だったとのこと。 良かった~。 実は私はオキーフが生まれたウィスコンシン州と亡くなったニューメキシコ州両方に住んでいる(た)ので、母は両方の州でオキーフの作品を見たことになるが、ウィスコンシンのミルウォーキー美術館のオキーフ室はそれほどの作品数はなかったらしい。 ところで、この美術館は学割、シニア割引をはじめ、ニューメキシコ州民割引もある。

美術を堪能した後で、その隣にあるO'Keeffe Caféでランチをする。 
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サンタフェはどこもレストランは高いのだけど、ランチは割とお得。 でも、写真に撮るのを忘れた。 子連れだと、どうしてもそっちに注意が常に行ってしまって写真のことはしょっちゅう忘れてしまう・・・ 料理は目新しい感じはしなかったけど、ちょっとフレンチとニューメキシカンが混ざったような感じの料理だった。 つまり、見た目はフレンチ風にしゃれた感じ、味は少しピリッと唐辛子が利いていた。 

お腹がいっぱいになったところで、本格的な市内観光に出発。 外からだけ見たところも含めて写真をアップすると、、、
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これはMuseum of Fine Arts。 多分、サンタフェで一番大きな美術館。
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 Palace of the Governors の前廊下にはネイティブアメリカンの人達が床に作品を並べて売っている。 こんな風に見るとなんとなく安っぽく見えてしまうのだが、実は実は中にはどえらく高い($4,000とか・・・)トルコ石のネックレスがぞんざいに置かれていたりする。 
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 St. Francis Cathedral (聖フランシス大聖堂) 
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大聖堂の中。 ステンドグラスから差し込む光が実際にはもっときれいだった。 質素な教会が多いサンタフェで、一番派手な感じ。 ここは入場料なし(寄付は歓迎とか)。 
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Loretto Chapel。 入場料$2。 このチャペルの中には鉄釘を一本も使っていないという伝説の階段があり、それを見にたくさんの人がやって来る。 写真を撮ったのだけれど、すごく暗くなってしまい、アップは断念。 (去年行った時に撮ってあるので、ディスクが見つかったら、後でそれをアップできるかも。) 
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アメリカでも最古と言われる教会の一つ、San Miguel Mission。 ここで腹が立つことが起こった。 中に入ろうとKをベビーカーから下ろしたり、入場料を出す用意をしていたら、目の前でドアに鍵を掛けられた! 5時で閉まるので、急いで行って、5時15分前だったのに~!! 中にいた人は私達がいたのを知っていたのに、さっさと鍵を掛けるなんてひどい。 教会で働いている人達なのに、なんて罰当たりな! とドア越しに抗議をした私だったが、開けてくれなかった。 その後、サンタフェ観光局宛にクレームのメールはもちろん出したが、なんとも言って来ない。 全く、アメリカ人なんてこんなもんさ~。 このSan Miguel Mission の隣にはThe Oldest Houseと呼ばれる古いアドービの建物もある。 
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やっぱりこれを載せなきゃね。 こうやって色んなところで屋台みたいなのにいっぱいチリをぶら下げて売っている。 

サンタフェ観光にさらに興味がある方は観光局のHPをどうぞ。 (ここで資料請求もできる。)

帰りはニューメキシコではサンタフェにしかないTrader Joe'sで買い物をして帰途に着く。 あっと言う間に時間が経ってしまい、またバルーンフィエスタ中だったので、人もいつもより多くて、なんだか私は落ち着かなかったけど、母は日本では見られないものがたくさん見られて良かった、と言ってくれた。 もう少しゆっくりできたら、いつも見るいわゆる「観光地」じゃないサンタフェも見てみたいな~、と思う私だった。

by soylista_y_bonita | 2005-10-31 19:13 | アルバカーキとその周辺