夫のTの卒論はまだだし、就職先も決まってないしで、正直な話、将来を思うと青くなってた私。。。
そんなある時、私が参加しているSNS(Social Network Site)のmixiで出会ったとあるコミュニティ(同好会のようなもの)。 そのコミュに書き込まれていた色んな投稿を読んで、悪いにつけいいにつけ、それを選択しているのは自分。 それならいい方を選択した方が良くないか・・・ ということに気が付いた。
こう書くとすごく単純なこと。 そう、実はすっごく単純なことだったんだ。
それまでの私は色々と思いを巡らせ、「どうしよう」って思うばかりで全然解決策を思いつけない状態で、難しく考え過ぎてた。 解決策を具体的に考え付くにはまず『なりたい私』が思い浮かばなければだめだったんだ。
思えば、“バイリンギャル”に憧れて英語を始め、そのうち海外で仕事をしたいと思うようになり、ますます英語と日本でしていた仕事を頑張って、そして結局海外進出を果たしたじゃない、私!ということを思い出した。
そこで、何の根拠もないんだけれど、とにかく「生き生きと元気で幸せを感じている私」をイメージしてみることにした。 「必ずいいことが起こる。 私にはその価値があるんだから!(いや、CMじゃないんだけどね・・・)」と、“とにかく”思ってみることにした。
そうして、いわゆる“ポジティブシンキング”を意識し出して2日。 2日目の夜、仕事の紹介がメールで来たのだった~! そのメールを読んだ時にはもうびっくりして汗がにじみ出て来て、「これって、本当にいいことが起きちゃった?」って思った。
すぐに履歴書を送って、面接。 これまた不思議なんだけど、その会社に入った時からプラスのパワーを感じたし、社長、人事、総務、マーケティングと4人が次々と約3時間に渡って私をインタビューしたのだけど、みんなすごくいい感じの人達で、ここなら元気に仕事ができそう、と思った。 社長がとにかく素晴らしい人だったので、この社長だから社員が生き生きしているんだな、とも思った。
第一回の面接後、宿題が出て、その会社の提携先である日本企業が作ったマーケティング資料を翻訳し、プレゼンするというものだった。 しばらく使ってないPowerPointで四苦八苦しながらスライドを作り、専門用語がヒジョーに難しかったのだが、なんとか翻訳して資料を作成。 完璧夜型人間のこの私が、なんと朝の8時半からプレゼンを行った、というだけで自画自賛している私。
その日の午後に内定、翌日には正式なオファーレターが届いた。 最初の面接から正式オファーレターまでぴったり1週間。 履歴書を出してからを入れても8日というスピード決定だった。
アルバカーキに来てほぼ丸2年。 これまで就職のことで色々と悩んで来たのが嘘みたい。 自分がポジティブに将来をとにかくイメージすることを始めたのとこの仕事が決まったのは単なる偶然なのかも知れない。 でも以前の私だったら、「どうせまただめ。」とか思って活かせるチャンスも活かせなかったかも知れない。 そういう意味ではやっぱり起きることは偶然ではなく必然なんだと思う。 そして仕事を紹介してくれた友人、応援してくれた友人、雇ってくれた会社、皆に感謝!!
どうせならいい事を選択してなりたい自分になるぞぉ~!! 人生まだまだこれからさッ!